お掃除開始!
「よーし、みんな着替えが終わったわね。それじゃ次はお掃除をしてみましょう!」
「はい!」
幼な妻候補生たちは元気よく返事をすると、アンの指揮の下、みんなで分担してお掃除を始めました。
お部屋はすっかり片付きました。でもお兄ちゃん先生が帰ってくる様子はありません……。
「先生遅いね……」ユリシアが心配そうにつぶやきます。するとアンがユリシアに声をかけます。
「大丈夫よユリシア!先生はきっとすぐに戻ってくるわ。……そうだわ、ちょっと床に座って休みましょうか。」
そういうと、アンとユリシア、そして同じ幼な妻候補生のシャム先輩の3人で井戸端会議が始まりました。
「シャムちゃん。こちらは私の妹(義理)のユリシアちゃん。可愛がってあげてね♪ではユリちゃん、メイちゃんにご挨拶♪」
「えっ?あっ、はい!はじめまして、……じゃないけれど、先週この学園に転校してきたユリシアといいます。アンお姉ちゃんにはいつもお世話になっています。これからよろしくお願いします!」
「うふふ、3年生のシャムといいます。こちらこそよろしくね♪」
「はい!」
「それでね、ユリちゃん。シャムちゃんはね、実はとってもエッチな女の子なの」
「なななっ!ちょっといきなり何を言い出すんですかアンちゃんっ!!」
シャム先輩が顔を真っ赤にして抗議します。
「うふふ、照れちゃってかわいいんだから♪」
「もうっ、アンちゃんのいじわるっ!」
「あはは、ごめんごめん。冗談よ」
すると今度はユリシアが口を開きました。
「あの……シャム先輩は男の人の気持ちって分かりますか?私はお兄ちゃん先生の気持ちが良く分からなくて……。あの、幼な妻になったということは、その……、ふうふの夜とぎ?みたいなこともするんですよね。わたし、そういう経験全く無くて……。」
「……その、お兄ちゃん先生から妹のように見られてるって自覚はもちろんあるんです!!でもでもっ、この前の搾精会でお兄ちゃん先生に大きな声で名前を呼ばれながら、せ、精液を身体中にかけてもらった時に、あっ、私でもお兄ちゃん先生のおかず?になれるんだって、ものすごく恥ずかしいんだけど、それ以上に嬉しくて泣きそうになっちゃたんです。なのに、あの後もお兄ちゃん先生の態度は全く変わらなくて……。」
「だから、やっぱり私が幼な妻候補になったのは間違いだったんじゃないかって……。お兄ちゃんに嫌な思いをさせてるんじゃないかって……」
そこまで言うと、ユリシアは声も出さずに大粒の涙を流して泣いてしまったのです。」
「ユリちゃん……。ごめんね、そんなに悩んでたなんて知らなかった……」
「ユリシアさん泣かないで……。」
シャム先輩もアンもとても心配そうな表情を浮かべています。
「ううん、いいんです。私が勝手に悩んでるだけですから……」ユリシアは泣きながらそう言いました。「あのっ!こんなこと聞くのってとても失礼なことだと分かっているんですが、お2人は、そ、その、男の人とセックスってしたことありますか!?」
突然の質問に驚きを隠せない2人ですが、答えは2人ともノーでした。それどころかキスの経験もないことがわかって、とたんにユリシアの表情はあかるくなりました!
「えっ、ちっ、ちがうんです!喜んじゃってごめんなさい!!でも、アンお姉ちゃんもシャム先輩もすっごくきれいでスタイルも良くってオッパイも大きくって、それでそれでっ!ああっ、だからえっと、そんなお2人でも未経験ということは、私にもまだまだ希望があるかもって思ったらつい嬉しくなってしまって……、本当にごめんなさいっ!!」
ユリシアが恥ずかしそうに頭を下げると、2人は顔を見合わせ笑いました。
悩殺トレーニング
「あはは、いいわよ別に。それよりユリちゃん、そんなにセックスって興味あるの?」
「はいっ!それはもう!」
ユリシアは力いっぱい返事をしました。するとシャム先輩がクスクス笑いながら言いました。
「ふふっ♪それじゃあさ、今度私たちと一緒に先生とエッチしてみる?」
「……えっ?」
((ええっ?!))
2人は驚いて顔を見合わせました。そしてシャム先輩をまじまじと見つめました。すると先輩は耳まで真っ赤になって下を向いてしまいました。
「あ、あの、シャムちゃん!いきなり何を言い出すのよ!」アンが驚いて尋ねます。「ユリちゃんがビックリしてるじゃないっ!!」
「ご、ごめんなさい……。つい……。」
そう言ってまた下を向くシャム先輩でしたが、その顔はさらに赤くなってました。なんだかとてもかわいいと思いました♪ すると今度はユリシアの方からシャム先輩に声をかけました。
「本当ですか?シャム先輩?」
すると先輩は赤い顔のままでにっこりと微笑んでくれました!なんだかとてもドキドキしてきました!
「じつは私もね、やっと念願の幼な妻候補生になれたというのに、ダーリン先生から何一つお誘いが無くて結構落ち込んでいたの……」
「えっ?シャムちゃんもなの!?実はわたしもあれから1週間以上、恥ずかしいのも我慢してずっとダーリン先生のこと誘惑し続けたのに、全然その気になってくれなくてかなりショックだったんだ。」
「え、えっ?ダーリン先生って、あの……シャム先輩……?」
ユリシアは突然のことに驚いて2人の顔をキョロキョロと見回しました。
((まさか3人とも同じ男性を……?!))
「そうだったのね……」
アンも納得したようにうなずいています。そしてアンが続けます。
「でもユリちゃん?わたしもシャムちゃんも未経験だから本当にエッチしたら泣いちゃうかもしれないわよ?」
するとシャム先輩が微笑みながら言います。
「きっとだいじょうぶよ♪処女喪失の痛みってほんの一瞬だけみたいって本に書いてあったもの。それに泣くときは、うれし泣きのはずですから。ね、アンちゃん?」
「うん♪そうね!」
ユリシアは不安そうな表情を浮かべながらも、コクンとうなずきました。
「それで、いつする?ダーリン先生のお仕事次第だからいつになるかわかんないけど」シャム先輩が言いました。「私はいつでもOKよ♪」アンが元気に答えます。
「あの恥ずかしい搾精ですごく感じちゃったし♪それにこの学園の制服ってすっごくエッチなデザインだから先生にもっといっぱい見てもらいたいし♪」
ユリシアもドキドキしながらこう答えます。
「わ、私もいつでもいいですっ!」
3人の幼な妻候補生たちは、お互いに顔を見合わせてうなずき合いました。そして……
「それじゃあ今度の土曜日はどうかしら?」とアンが提案しました。「ちょうど翌日はお休みだしね♪」
「うん♪OKよ!ユリちゃんもいいよね?」と2人がユリシアの方を振り返りましたが……
そこには目を輝かせたユリシアが、なにやら妙な液体を持ってぶつぶつと喋っていました。
「どうしたの?ユリちゃん?」
「えっ、あ、はい!今ですね、とても良い事を思いついたんですっ!」
((んんっ??))
「やっぱりお兄ちゃん先生は、簡単には私達に手を出してくれないと思うんですよ(ても優しくて誠実な人だから……ポッ♪)…だ、だからやっぱり今の内から、その…、の、のののっ、悩殺をしまくって!!……んんっ、……誘惑して、絶えず私たち幼な妻候補生のことしか考えられない状況にしなくちゃいけないと、そう思っちゃいました……」
だんだん小声になりながらも凄いことを提案してきました。
アンもシャムも、勢いよく頷いて、「では早速今から~♪」と、水着をずらして悩殺の予行練習始まりです。
2人の悩殺ポーズを見たユリシアも、「わ、私もがんばりますっ!!」と言って悩殺の練習を始めたのでした。