目覚めて最初に目にした者に、絶大な力を与えるといわれているアポロンを復活させようと画策する淫魔帝国と、それを阻止する為に金星の女戦士として選ばれた五人の女の子達との闘いを描いている18禁アニメ作品です。
第1話 淫魔の舞踏会
身体の一部分に♀の形をしたマークが浮き出ていることを理由に、金星の女神様・アフロディテに仕えることになった彼女達。
- 元気で明るい雰囲気と金髪のツインテールがとてもキュートな「美園ひかり」ちゃん(ヴィーナスピンク)
- ひかりちゃんの友人でミーハーな性格をしている眼鏡っ子「美川きよみ」ちゃん(ヴィーナスブルー)
- 黒髪のストレートロングヘアーが印象的な負けず嫌いの「美山もゆ」ちゃん(ヴィーナスレッド)
- 元はスケバン(女番長のことです)だった「美原いくみ」ちゃん(ヴィーナスグリーン)
- そしてやや遅れて登場してくる清純派人気アイドル「美空あい」ちゃん(ヴィーナスパープル)
といった具合に、個性の際立った五人の美少女が躍動感バッチリに動き回る様は、観ていて自然と頬が緩んでしまうくらい魅力的なものでした。
女の子の可愛い仕草やチラリズム的な軽いエッチシーンがメインに描かれているので、直接的な挿入シーンといったものはさほど多くはないのですが、それでも実用性は十分にあると思います。性器の描写はとてもしっかりしていますし、プレイ内容もノーマルなものから触手・異種姦などバリエーションに富んでいます。
そしてなにより一番グッときたのが、女の子の恥らう仕草・表情でした。まだまだ色気よりも食い気といった感じの元気な子が、エッチな目に遭って驚いたり頬を染めたりしていく過程がなんともいえずエロいんですよ。
第2話 淫魔の迷宮
美園ひかりちゃんが天井から吊る下げられて、そのまま触手に犯されるシーンなんて、膣に入れられてしまった瞬間の表情がもう絶品で、何度もオカズにしてしまいましたっ♪
この他にも、本作には特筆すべき見所が存在しています。それは、彼女達がヴィーナス戦士になるときの模様です。
腕時計の形をした装置を起動させることでヴィーナス戦士に変身出来るのですが、これが相当凝った内容になっていて、個人的にはこの変身シーンだけでも本作を視聴する価値は十分にあると思っています。
五人それぞれに用意されている異なった変身シーン、そしてさらに変身シーンの時間の長さによってショートバージョンとロングバージョンの二種類が存在するという熱の入った凝りようなのです。五人揃ったときの決め台詞も、まるで戦隊ヒーローモノみたいでカッコよかったです。
衣装も非常にセクシーでした。上半身は全員、楕円形状のゴーグルにタンクトップのようなセーラー服(もちろんノーブラ)で共通の仕様になっていて、対する下半身は、ハイレグパンツやスパッツ、スカートにガーターベルト、果てはティーフロントといった恥ずかしいものまで、キャラによって大幅に異なっています。
こういった細かいこだわりも、美少女アニメファンにとっては堪らなく嬉しいポイントだといえるでしょう。お陰で彼女達のあられもない格好をたっぷりと堪能することが出来ました。
ここまで色々と本作の良い面を掲げてきて、最後にこう言うのも何ですが、ストーリー自体はいい加減で大したことはありませんので、その点に期待して観るとガッカリしてしまうことになると思います。あくまでも、ヴィーナス戦士達の可愛い振る舞いを鑑賞するためのアニメだと割り切って見るのが吉といえるでしょう。
キャラ萌えと実用性が旨く両立している、18禁アニメとしての娯楽性は十分に満たしているお気に入りの作品です。(波城)