2人っきりで暮らすことになった血の繋がらない姉と弟との、ラブラブな恋愛模様を描いている18禁アニメです。気が強くて意地っ張りな瑛里華姉さんが、弟に対する自分の気持ちをなかなか素直に表せずに、1人悶々としちゃったり、ついついキツイ態度をとってしまったりするのですが、その素振りがなんとも言えず可愛らしくって、最後まで楽しく観ることが出来ました。重量感たっぷりの大きなおっぱいも、非常に特徴的かつ扇情的で、18禁アニメとしての実用性も十分に兼ね備えている、色々と見所の多い作品だと思います。
このクレイヴィジのように、姉と弟が結ばれるといったタイプの作品は、それほど珍しくはないのですが、本作では2人が簡単にセックスしちゃうのではなくて、ちゃんと姉としての分別をわきまえている瑛里華さんと、そんな姉さんに対して時々憎まれ口をたたきながらも素直に従っていく弟との、とても微笑ましい姉弟関係が描かれているのです。結ばれた後も、それこそヤリまくるのではなくて、些細なことでケンカしてセックスを拒んだりするなど、結構リアリティーを感じさせてくれるシーンが出てきたりして、その度に瑛里華さんの女の子らしい言動の数々に、ドキッとさせられちゃいました。
第2話では、年増の女教師・沙夜香が、瑛里華さんから弟を奪おうとあの手この手で誘惑してくるのですが、私としては、全くといっていいほど沙夜香に対して興味が湧きませんでした。・・・といいますかむしろ、「折角ラブラブになった姉弟の間柄を、ぶち壊すようなマネをするんじゃないよ！この淫乱教師がっ！」と、おもいっきり叫んでやりたい心境で一杯になってしまいました。
終盤にかけて、この邪な女教師から弟を守ろうと必死になって頑張る瑛里華さん。なりふり構わず積極的に行動するその姿は、これまた非常に愛らしくってとても良かったのですが、ここでも図々しく割り込んでくる女教師の存在に、本当に鬱陶しいキャラだなあと、そんな風に思いながら観ていました。こんな余計なキャラさえ出てこなければ、最後まで2人のイチャイチャした関係を楽しめたのにと、それだけが唯一の心残りでした・・・。
とまあ、多少苦々しく感じたところもあったのですが、姉弟であるといった設定を十分に活かしきっているシナリオ構成は、まさに特筆すべき素晴らしい点だったと思います。パイズリや騎乗位セックスなど、爆乳が映えるプレイ内容がメインだったことも、巨乳＆爆乳好きな私としては、大いに満足させられた点でした。シナリオの充実しているおっぱいアニメとして、これからも使い続けていきたい一品です。（波城）
