優秀なメス奴隷として売りさばく為に、在校生の中から容姿端麗な女の子を選び出しては、ひたすら調教し続けるといった内容の18禁アニメです。
こういった類の18禁アニメは結構ありますので、ストーリー自体には正直言って目新しさは全く感じられなかったのですが、その他の面では、なかなか良く出来てるんじゃない!?と思える部分も幾つかあったりして、結果的には想像以上に楽しく観る事が出来ました。
まず最初に魅かれたのは、女の子達の身体つきの生々しさです。なんと言いますか、身体の表面的な部分だけを捉えるのではなくて、きちんと骨格の存在まで意識して描かれているのです。
鎖骨のラインとかに色気を感じてしまうフェチな私としては、骨によって押し上げられた肉の膨らみまで表現している本作のキャラクターデザインは、まさにツボにハマるものだったのです。
肋骨から下っ腹にかけてのデコボコ感や、骨盤の輪郭がくっきりと浮かび上がった腰周りの肉付き感など、思わずグッときてしまうような、ソソるボディーラインが本当に堪りませんでしたっ。
キャラクターの心理面も、かなり丁寧に描かれていたように思います。優等生で淫乱な仁藤 遊美子ちゃん、荒っぽい言動の長里 朋ちゃん、明るくて素直な成田 明日奈ちゃんといった具合に、個性的な3人の美少女が鬼畜教師に次々と犯されていくのですが、その調教の過程で刻々と変化していく彼女達の心の機微みたいなものが、とても上手く表現されていました。
調教されるにつれてどんどん本性を露にしてくる遊美子ちゃんや、レイプされた事で先生の事が更に好きになっちゃった明日奈ちゃん、最後まで抵抗し続けようとした朋ちゃんなど、三者三様の反応を楽しむ事が出来ます。
眠っている女の子の膣口に、男根を突っ込んで処女膜を破っちゃう等といったマニアックなプレイが色々と盛り込まれている、かなりフェチ色の強い18禁アニメだともいえるでしょう。
性器をクローズアップして描いているシーンが多めなのも、特筆すべき点だと思います。
男根の先端にある、尿や精液を出す為の亀裂部分のことを「鈴口」と言うそうですが(確かによく見ると、鈴の形に似ているような気もしますよね!?)、そこから勢いよく噴き出る精液の様子など、細かい描写は観ていて結構迫力がありました。
散々酷い事をしておきながら、最後には全て丸く収まってしまうといった都合の良過ぎる結末には、やや違和感を覚えましたが、そもそもあまり大したことの無いシナリオなのですから、そんな事は気にしないで、純粋に彼女達の悶える様を堪能していくのが、吉というものでしょう。18禁アニメとしての実用度は、十分に満たしている作品なのですから。(波城)