むらかみ節とも称される独特のセックス描写が冴えに冴え渡っている18禁アニメ、それがこの「アニメ 七瀬恋」です。
七瀬恋ちゃんといえば、あのスカトロアニメ・夜勤病棟のメインヒロインとして非常に有名で、これまでにも、原作のゲーム版、そして続くアニメ版の中において、狂気に満ちた変態調教を幾つも受け続けてきた訳ですが、今までは、どんなに精神的・肉体的に追い込まれても、決して自我だけは見失うことはなかったように思います。
そんな気丈な恋ちゃんが、今回遂にといいますか、とうとう精神崩壊を引き起こして呆けた姿を晒しまくるというのですから、彼女のファンとしては、観る前から正直言って心中穏やかではいられませんでした。期待と不安、その両方を抱きながら早速視聴してみました。
超高速のピストン運動に、頬をすぼめてのバキュームフェラ、粘っこい精液の質感と精液のそしゃく、そして白目を剥いた絶頂アクメ顔などが、いわゆる「むらかみアニメ」の主な特徴だと言えるのですが、人体の限界に挑戦するかのような、ハードで息をつく暇も無いほどのセックス劇は、まさに一度観たら忘れられないほどの強烈なインパクトを観る者に確実に与えてくれます。
私も、ずっと昔に観ためいKingのピストン運動の激しさと顔面に降り掛かる精液のドロドロ感は、いまだに鮮明に記憶に残っていますし、その後の新体操(仮)や黒愛などでも、半狂乱状態でイキまくる女の子達の壮絶な痴態の数々に、頭の中がクラクラするくらいの高揚感・嗜虐性を、体中でおもいっきり感じたものでした。
本作「アニメ 七瀬恋」では、看護学生時代の恋ちゃんが変態講師に犯されて、そのまま堕ちていく様を描いているのですが、自ら馬乗りになって肉棒をアソコに咥え込み、そのまま激しくシゴいて中出しをねだる姿や、口の中で精液をぐちゅぐちゅと味わってからゴクゴクと飲み干す様子など、またまた今回も忘れられないシーンが幾つもできてしまって、もうお腹いっぱいといったところです。
観終わったときに、思わず「ふうーっ」と深く息を吐いてしまうほどの、濃厚かつ刺激的な、あっという間の30分間でした。
他の18禁アニメでは、なかなかお目にかかれることのない独特の演出手法なので、その分、好き嫌いがハッキリと分かれるかもしれませんが、夜勤病棟はそもそも、スカトロ主体の脱糞アニメと評されるくらい、変態度数の極めて高い作品なのですから、そのメインヒロインである七瀬恋ちゃんを、ここまで徹底的に犯し尽くしている本作の内容というのも、それはそれでアリかなと、観終わって率直にそう感じました。
夜勤病棟のときの恋ちゃんと比べると、本作の彼女は、まだまだ年齢的にも精神的にもずっと幼いのですから、簡単に相手の事を好きになったり心が壊れてしまったりするのは、致し方の無いことだと言えるでしょう。むしろ、十代の若い頃から、とても素直で優しい性格をしていたんだなあと、彼女の良さを再認識させられた思いです。
結局、どんな風に描かれていても、恋ちゃんは恋ちゃんのままで、その可愛らしさは不変なんですよね(←ファンのひいき目かな?)。
ラブラブな彼女は、「夜勤病棟 Kranke 七瀬恋」でたっぷりと観れることですし、本作では、モノ扱いされて酷い目に遭っちゃっている彼女の、それでも頑張る健気な姿に、とことん萌えてみたい気分です。(波城)