めいking(全4話)のレビュー

4.0
エロアニメ

PCアダルトゲーム「めいKing」の高い人気を受けて18禁アニメ化された作品です。緻密で美しいCGに目を奪われた私は、何十時間も掛かってゲームクリアーしたことを今でもよく覚えています。

侍娘の椿ちゃん

平凡な羊飼いでしかなかった少年・ケインは、シャルロット姫を助けたことをきっかけに、彼女の花婿候補の一人として扱われるようになります。彼女の婿として選ばれる為には、国王から与えられたお城と領地を発展させていかなければなりません。

情の厚い庶民的な彼の元に集った魅力的な女の子達の協力を得ながら、数々の試練を乗り越えていくことになる、そんな過程が丁寧に描かれている立身出世物語です。

夜伽に励むティアちゃん

やんちゃなシャルロット姫に、彼の参謀役として最初から傍に仕えたシフォーネ、生真面目な女剣士の椿、奴隷として売られていたところを助け出されて、そのままメイドとして働くようになったティア、女盗賊の首領を勤める豪傑な性格のサンドラなど、本当に様々なタイプの女の子が登場してきて、どの子も皆可愛くてお気に入りなのですが、全員について書いてしまうと長くなり過ぎてしまいますので、ここではゲーム版のときからずっと好きでハマっている椿ちゃんとティアちゃんについて触れてみたいと思います。

武士道とは死ぬことと覚えたり。そんなフレーズがピッタリなのが椿ちゃんです。剣術指南役として主人公の家来となった椿ちゃん。出会った当初は軟弱者よと主人公を罵っていた彼女ですが、一度仕えると決めたからには、どこまでも忠誠を尽くしてくれるようになります。さすがは武士です。武士道の鑑です。

心を開いたシフォーネさん

彼女の魅力はなんといっても、昼間の凛々しい姿と、夜伽のときの乱れる姿とのギャップにあります。どこで覚えたのかは解りませんが、剣だけでなく奉仕のテクニックも一級品の腕前なのです。吸い付くようなフェラをやられて、あっという間にイってしまう主人公でしたが、あんなに激しい奉仕をされては、ひとたまりもありませんよね。

よく武士の家では、夜伽の作法も教え込まれるなどと聞いたことがありますが、椿ちゃんは実によく仕込まれています。それなのに初々しい反応をみせているところから察して、彼女は主人公の事が本当に心から好きなのでしょう。これほど一途な椿ちゃんに好かれるなんて、主人公が羨ましくて仕方ありませんでした。(でも浮気なんかした日には確実に斬られます・・・。覚悟して付き合わねば・・・)

新婚初夜のシャルロット姫

椿ちゃんとは全く異なった魅力を秘めているのがメイドのティアちゃんです。外見の可愛らしさも然ることながら、私が一番に惚れた点は、なんといってもあの独特な喋り方でした。変な語尾をくっ付けて、甘ったるい抑揚で語りかけてくるティアちゃんの愛らしいことといったらもう・・・。

なのにアニメ版では声優さんが変わってしまい、独特な語尾も薄くなってしまっています。正直いって「えーっ、そんなあ・・・」とも思いましたが、代わりに甘えん坊で天然な性格が強調されてきているので、これはこれで結構ソソるものがありました。動き回る彼女の姿が観れただけで、個人的にはもう十分満足です。

思えば、ねばっこい精液の描写も本作以降に広まったような気がします。そういう意味でも一度は観ておきたいハイレベルな18禁アニメです。(波城)

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