本編わずか20分弱の短いアニメでしたが、その短い時間の中に、ワガママお嬢様との主観視点エッチがたっぷり描かれていて、個人的には十分楽しむことができました。
身体はもうすっかり大人なのに、心はまだまだお子様で、男性器が勃起することさえ知らない性知識ゼロの沖佐田薫ちゃん。
新米の使用人を練習台に、セックスの勉強に励むといった内容で、エッチなことなんて何も知らないくせに、意地を張ってどんどん過激な行為を受け入れて行っちゃう姿が、なんとも滑稽で愛くるしくってたまりませんでした。
バレバレの強がりを見せるたびに、もっとどんどんエロい事して困らせてみたくなっちゃう、そんな虐めてオーラをバンバン放っている超可愛い女の子です。
本作はあの「一緒にHしよっ」シリーズと同様の、主人公目線で作られている主観視点アニメなので、視聴中はずっと薫ちゃんを相手にエッチの疑似体験ができるようになっています。そのため目線は彼女とずっと合いっぱなしで、絶えず自分に向かって話しかけてくるため、見ているうちにどんどん愛着が湧いてきてしまって、とにかくもう、この距離感の近さは半端なく凄かったです!見終わる頃には、自分もすっかり薫ちゃんの虜になっちゃっていました。
それにしても、フェラチオやパイズリは仕方ないとしても、セックスの仕組みまで全く知らないだなんて、周りの人たちは、一体全体彼女にどういう教育を施しているのでしょうか!?知ったかぶりして中出しエッチまで簡単に許してしまう、単純すぎる薫ちゃんの将来がなんだかとっても心配ですっ。
ちなみに彼女の声なのですが、正直言ってあまり上手くはありません。私も最初に聞いたときは、そのあまりの素人っぽさに、「これはちょっと・・・」と思ってしまったのですが、不思議なことに、しばらく聞いているうちに慣れてしまって、今ではそのぎこちなさが、かえって可愛らしく感じられるようにまでなってきちゃいました。立場的にはお嬢様(ご主人様)なのだけれど、中身は結構ポンコツで、そんな彼女の人となりにとてもマッチしている、安心できる声質です。
事あるごとに「使用人のくせに!」って罵倒して、さらに「別にアンタの為に大きくなったんじゃないんだからねっ!!」と、つれない態度を取り続ける彼女ですが、実際のところはまんざらでもないみたいで、最後のほうでは自らエッチをおねだりしてくるなど、その変わりっぷりも大きな見どころのひとつでした。
終始一貫して、その小悪魔っぷりをいかんなく披露してくれた沖佐田薫ちゃんは、今の私にとって、日々のオナニーライフに欠かすことのできない、大切な女の子の一人となっています。(波城)