ビリーブズ・ラボという怪しげな自己啓発セミナーに入会して、そのまま帰ってこなくなってしまった妹の杏奈ちゃんを救い出すため、自らも「性欲が強すぎて…」と偽りの悩みを言って入会した姉の一ノ瀬莉子ちゃん。
ですが、そこは自分が想像していたよりもはるかに酷い団体で、とにかく、どんな悩み事もセックスして絶頂を迎えれば、すべて「解放」されると説いている、とんでもないカルト教団だったのです。
第1話 一ノ瀬莉子 自己解放編
元カリスマファッションモデルという肩書ながら、身持ちの固い(と言っても一応彼氏持ちですが)性格をしている莉子ちゃんが、半ば強制的にセックス漬けの日々を送らされてしまうことになる、そんな感じの物語です。妹に会うため、嫌々ながらも仕方なく複数の男相手に股を開いていくというシチュエーションの連続に、自然と加虐心がそそられてしまいました。
見るからに男好きする身体をしているくせに、本人はそれほどエッチが好きそうではなく、何度犯しても嫌悪感むき出しで反抗してくるのですが、そんな気丈な性格の女の子だからこそ犯しがいもある訳でして、毎回精液まみれのまま、がに股状態で横たわる莉子ちゃんの姿が、最高にエロくてだらしなくて印象的でした。
第2話 一ノ瀬杏奈 阿鼻叫喚編
一方の、妹の杏奈ちゃんですが、こちらも姉の莉子ちゃんに負けず劣らずの容姿を誇っていて、しかも同じモデルさんでもあるのですが(杏奈ちゃんはグラビアモデルがメイン)、当の本人は自分にまったく自信が持てなくて、いつも姉と自分を比べて落ち込んじゃっているような、そんなとても気の弱い女の子でもあったのです。そしてその弱さをビリーブズ・ラボに付け込まれて、処女を無理やり奪われてしまうのでした。
子供のように、わんわん泣きながら「いやっ、いやっ!」と叫んで嫌がる杏奈ちゃんの弱々しい姿は、あくまでも気丈に振る舞う姉とはだいぶ反応が異なっていて、これはこれで趣があると言いますか、か弱い少女を手籠めにする背徳感みたいなものが感じられて、この子も最高にエロくてヌケました。
遂には、人には絶対に知られたくない秘密までバラされてしまって、精神崩壊を引き起こしてしまう杏奈ちゃん。陰でコソコソとそんな事をしていたなんて、最初見たときは正直ちょっと引いてしまいましたが、それだけお姉ちゃんに対して強い劣等感を抱いていたんだなあって考えると、その不憫さに、逆に居たたまれない気持ちにもなってしまいました。
姉妹ともども、まるで救いのない終わり方に、一抹の罪悪感を覚えつつも(散々抜いておいてなんですが、二人とも良い子なだけに、やっぱりちょっと可哀想です)、肉感的でフェロモン出まくりの彼女たちが悶える姿は、何度見てもやっぱり最高のオカズシーンで、これからも末永く愛用していきたいと思っています。(波城)