嵐は突然やってくる!正妻の座獲得合戦っ!?(セーラーメイド女学院 第4話)

ライトノベル

ユリシアの場合

「ちょ、ちょっと!お兄ちゃん先生!?もう良いでしょ?次は私の番だよ!」
その光景にたまらずユリシアちゃんが割って入ります。
「ご、ごめんなユリシア、先生ちょっと我を忘れてしまって‥‥‥」
「もうっ‥‥‥、さっき自分から3人平等にって言ったばかりなのに‥‥‥、どうせ私はアンお姉ちゃんやシャム先輩よりも貧相で魅力のない女の子ですよ!もうお兄ちゃん先生の事なんて知らないんだからっ!!」
ユリシアちゃんは拗ねたように頬を膨らませると、そのまま後ろを向いてしまいました。

「なっ、なに言ってるんだよユリシア!?僕はユリシアの身体は最高にいやらしくて魅力的だと初めて見た時からそう思っているよ!?おっぱいもお尻も十分すぎるぐらいボリューム満点だし、身体全体のバランスも均整がとれていて非常に美しい!!ユリシアはねっ!まさに神様が僕に授けてくれた最高の贈り物なんだよ!」

そう言って先生は後ろからユリシアちゃんを抱きしめます。
ユリシアちゃんは顔を真っ赤にしてもじもじと恥ずかしそうにしています。
(はぅんっ!そ、そんな事言われたらぁ……もう何も言えないよぉ~っ!)

「そ、そこまで言うなら、やっぱり私もお兄ちゃん先生のお嫁さんになってあげるっ!!神様からの最高の贈り物なんだから、一生大切にしなくちゃダメなんだよ!?」

「もちろんだよ♪ずっと大切にするよ♡あっ、でもそれじゃあ、あんまり激しいエッチはできないかなあ~。大切なユリシアに何かあったら困っちゃうもん♪」と、いたずらっぽく笑うお兄ちゃん先生。

「だ、だめえええっ~~~~!!そんなのいやぁ~~っっ!!」
ユリシアちゃんは涙を流しながら必死に訴えます。
先生はクスリと笑うと、優しく頭を撫でながら子供をあやすような口調で話します。
(よしよし♪ユリシアは本当に可愛いねっ♡)
(ふにゃぁああんっ♡そ、そんなぁ……あうぅ~ん……)
さすがのユリシアちゃんも先生の説得には敵いませんでした。
そのままゴロンと横になってお兄ちゃん先生の前でにゃんにゃん甘えまくるのでした。

こちょこちょっ!
「あんっ♡くすぐったいよぉ~お兄ちゃああ~んっ♡」

先生にお腹やお尻をくすぐられ、ユリシアちゃんは身悶えながら喜んでいます。
先生はユリシアちゃんのおへそに優しく息を吹きかけます!
(ふにゅぅん♡はぁ……はぁ……だめぇ……そんなところにまで息を吹きかけちゃ……あんっ♡)
先生は指先でユリシアちゃんの敏感な部分をなぞっていきます。
(ひゃうんっ!?お、お兄ちゃん先生そこはだめええ~~っっ!!)
(あはは♪大丈夫だよ、痛くしないから♡)
先生はユリシアちゃんのおへその窪みをくりくりと刺激していきます。

(ひゃんっ!あんっ、だめっ、だめぇ!そ、そこは本当にダメぇえ!!)
ユリシアちゃんのおへそがキュッと窄まります。
(あれれ?もしかしてユリシアはおへそが弱いのかな?)
(ち、違うもんっ!そんなんじゃ無いもんっ!き、気持ち良すぎてビックリしただけだもん!もうお兄ちゃん先生ったらぁ、いきなりビックリさせないでよねっ?)
(ごめんごめん♪お詫びにもっと気持ち良くしてあげるからね♡)
そう言うと今度は彼女の背中を指でなぞっていきます。

そしてそのまま脇の下辺りまで移動して……
(ふにゃぁああんっ♡)
ユリシアちゃんはくすぐったさを我慢するように体をくねらせます。しかし、その表情にはどこか甘い快感の感情が混じっているように見えます。
(ふわぁあんっ♡お兄ちゃん先生っ!ちょ、ちょっと待って!!これ以上されたら私おかしくなっちゃうよぉおおっっ!)
先生は構わず続けます。ユリシアちゃんのお腹や脇腹をさわさわと触りながら首筋に息を吹きかけます。
「ひゃあん♡」
(きゃうんっ♡)
すっかり全身敏感になってしまったユリシアちゃんは、もう快楽の虜になっていました。
先生はユリシアちゃんをうつ伏せにすると、背中をなぞります。

(きゃうんっ♡はぁあんっ!)
さらにお尻や太股にも優しく愛撫を加えていく先生。
(ああん……♡お兄ちゃん先生……お願い……もっと激しくしてぇぇ……)
先生の指先は彼女の背中の窪みへと潜り込んでいく……と、同時に彼女はビクンッと大きく震える。
(ひゃうんんんんんんんっ!!!!♡♡♡)

「‥‥‥ユリシア、こんなことになってしまって本当にごめんな…、」
「ふええっ??何っ?お兄ちゃん…」
「今まで黙ってたけど、実は先生‥‥‥、ユリシアのこと、はじめて会ったときからずっと気になっていたんだ。すごく可愛い子だなって。こんな子に慕われて将来エッチできる男はなんて幸運なんだろう。その男が羨ましくて仕方がないって‥‥‥。だから自分にとってユリシアは、これから何があっても特別な存在だって、それを伝えたくて……」

(えっ?ええっ??……そ、そうだったの!?……そうなんだ、お兄ちゃん先生も初めて会ったときからユリシアのことそう思っててくれたんだっ!!。あれ?なんだかすごく嬉しいかも……♡)
ユリシアちゃんの目から涙が溢れる。そして思わず先生に抱きつきます

先生は優しく彼女を抱きしめ返します。彼女の体は柔らかくて温かい感触でした。ユリシアちゃんは幸せそうに目を細めました。

「今日はもう、ここで終わりにして一緒に寝ちゃおうかっ?ユリシアとはエッチしなくても、ただ一緒にいるだけですごく心が安らぐんだ。だからユリシアもそうであってくれると嬉しいな。僕はユリシアのこと、ずっと大切にするよ」

そう言って先生は彼女の体をそっと抱きしめます。
(お兄ちゃん先生……ありがとう……)
彼女は彼の胸に顔を埋めて、静かに目を閉じました。
(お兄ちゃん先生……大好きだよ♡)
こうして二人は幸せな夜を迎えるのでした。
***
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一方で、ほかの2人はというと……。
「はあぁ、ユリちゃん幸せそう‥‥‥。なんだか妬けちゃうな~‥‥‥。」
アンは二人のことを羨望の眼差しで見つめていました。
それは、ユリシアちゃんの幸せそうな顔を見ていれば一目瞭然でした。彼女はとても満ち足りた表情をしていたからです。
(あぁん……うらやましいなぁ……)
彼女はそんな二人の様子を羨ましそうに眺めます。自分もあんな風に愛されたい。そう思いながらも彼女の視線は自然と自分のお腹へと向けられてしまいます。そこには先程からの激しい愛撫によって火照り始めた体がありました。
(私もあんなふうに優しく可愛がって欲しいよぉ……先生ぇ……♡)

「ふふふっ、いいじゃないですか、微笑ましくって♪そもそも私たちは後から入ってきたお邪魔虫的な存在なのですから、少しくらいの差は当然だと思いますけど♪」
隣で気を失っていたシャム先輩が目を覚まして、そう話しかけます。
彼女は妖しく笑って言います。その笑顔はまるで獲物を狙う肉食獣のようでした。

「アンちゃん、私たちもユリちゃんに負けないようにこれから頑張りましょうっ!?明日から早速、第二ラウンド開始ですよっ!」
彼女はそう言ってウインクします。

(あぁ……。そっか……そうだよね♪せっかく先生のお嫁さんになれたんだもの!私も頑張って先生に目一杯愛してもらえるような女の子にならなきゃだよね!うんっ!がんばるもん!!)
アンは決意を固めました。そして改めて自分の気持ちを伝えようと思いました。ユリシアちゃんのように素直になる事を心に誓ったのです。

(うんっ!よーし、明日からまた頑張りますよーっ!!)
アンは気合を入れ直します。その表情はとても晴れやかでした。彼女の瞳の中には希望の光が輝いていました。これからの日々への期待がいっぱい詰まっていました。

続く