危険代行業といういかにも危なっかしい仕事をしている海空来(みくら)ちゃん。今日も今日とて、相棒の2人(原田と黒川、共に男)と共に画面いっぱいに暴れまわっています。格闘技や射撃の腕に自信がある彼女は、持ち前のやんちゃな性格も手伝って、無茶な行動を次から次えと起こしていくのでした。
ああ、そんなことしているといつか酷い目にあっちゃうよ~、と心配しながら見ていたら、案の定、敵に捕まってしまいましたよ・・・。
相棒の黒川(元刑事。通称:おっちゃん、又はハゲおやじ)のことを、ひそかに好いている海空来ちゃんは、おっちゃんとの初体験(いや、処女っていう明確な描写はないんですけどね。海空来ちゃんの性に対する初々しさをみていると、未経験に違いないと思うわけですよ。うん、絶対に間違いありません!)を夢にまでみるほどの可愛らしい女の子なのです。
殴られても蹴られても、気丈に振舞い続ける彼女でしたが、さすがにレイプされそうになったときだけは反応が違っていました。
「私、好きな人がいるの・・・」と言って必死に許しを乞うのですが、そんなことなど聞く耳すら持たないチンピラ2人組みによって、とうとう犯されてしまうのでした。
この野郎!海空来ちゃんは好きな人がいるっていってるのに!!そんな彼女の気持ちを踏みにじりやがって・・・。こいつら絶対に許せません!
やるせない気持ちで見ていると、なんだか海空来ちゃんの様子に変化の兆しが。「ああ~ん、イッちゃう!」って、なに?なに感じちゃってるんですか!君のおっちゃんに対する想いはその程度のものだったの?。一気に肩の力が抜けました・・・。
あ~あ、海空来ちゃんも所詮はお股のゆるい馬鹿女だったのかと、ショックを受けつつも物語はラストシーンへと進んでいくことに。すると、ここでうれしい事実が発覚したではありませんか!
これを書いちゃうとまだ観てない人に申し訳ないので、結論だけ一言。海空来ちゃんの貞操は守られておりました!バンザーイ!!よかった、よかった、本当に良かった。一度は萎えてしまった海空来ちゃんへの想いが、再び熱く膨れ上がるのでした。
本作はあの「A KITE」を作った梅津泰臣氏が全面的に手がけている作品だけあって、本当に緻密に描き込まれています。それは勿論、男根の描写にまで及んでいました。
血管の浮き出た非常にリアルなイチモツに、突き刺さられて喘ぎまくる海空来ちゃんを見ることが出来るのは、モザイクの一切入らない無修正18禁アニメならではの醍醐味ですね!(波城)