家庭教師という大義名分を得ることで、教え子の女の子達にエッチな授業を行っていくという、この手(プニ萌え)のゲームとしてはもはや定番中の定番ともいえる設定ですね。
プレイする前から、頭の中がウハウハな妄想で一杯になってしまった私ですが、一点だけ心配な事もあったのです。それは主人公の性格です。初心でお子様な女の子を相手にするゲームの場合、往々にして主人公が嫌な奴である割合が高かったりするんですよね。
相手が無知なのをいいことに卑怯な振る舞いを平気で行う姿をみていると、とてもじゃないですが感情移入など出来たものではありません。自分の分身として納得できるだけの人格を持っていてもらいたいと思うのです。
で、このゲームの主人公はどうかといえば・・・、結構真面目なキャラでした。お向かいに住んでいる姉妹(瑠璃・瑪璃)の勉強を、きちんと見てあげようという気概が感じられます。
学習が散漫になってはいけないということで、一人ずつ重点的に指導していくことに決するあたりも、的確な判断といえるでしょう(まあ、その弊害として2人を同時に攻略することは出来なくなってしまうのですが。)
最初に選んだ子と共に、勉学に励もうとする主人公なのですが、相手の女の子にはまったくその気がありません。せっかく大好きなお兄ちゃんと2人きりになれたのだから、なんとしてでもエッチな事をしてもらいたいと誘惑してくるのです。
ダメだよ勉強しないと・・・、な~んていった日には、あからさまにふて腐れ、目に涙まで貯めて訴えかける始末。ここで理性が吹き飛んでしまうと、主人公は暴走してしまって、女の子が失神するまで犯し続けることになるのですが、これは彼女達の自業自得というものです。
人格が崩壊してしまった主人公に対して「わかるよ、お前の気持ち・・・」と呟いてしまいました。小さな女の子に対して鬼畜な行為を働くことに、少なからぬ抵抗を感じてしまう私ですが、このゲームの主人公に対しては同情の念を禁じえませんでした。
プレイ時間が短すぎるというのが唯一の難点で、あとはほぼ満足できる出来栄えの本作。璃瑠ちゃんも瑪瑙ちゃんも、それぞれに際立った個性をもっているので、新鮮な気持ちで繰り返しプレイ出来ます。
瑠璃ちゃん萌え~な私は、彼女の誘惑光線に何度も挫けそうになりましたが、なんとか最後まで我慢することに成功! やっぱり彼女とのラブらぶ純愛ルートが一番のお気に入りですね。(波城)
P・S キャラクター寸評
璃瑠「リル」(8) 瑪瑙「メル」(7)
お姉さんの瑠璃ちゃんはお淑やかな雰囲気の子で、あわてると「あのあのあのあのあのあの!」と連発するところがとってもラブリーです。メリハリの無い体で、一生懸命に主人公を誘惑しようと奮闘する姿は、とても微笑ましくみえました。
妹の瑪瑙ちゃんは天真爛漫な子で、喋り方に独特の抑揚があります。自分が大人である事を「れでぇ」といって主張してみたり、主人公のことを「にいちゃ!」と呼んで喜ぶ姿は、彼女が本物のロリキャラであることを物語っています。
これほどまでにあからさまな幼児を登場させてしまって大丈夫なんでしょうか・・・?そんな心配が頭をよぎるほど、瑪瑙ちゃんは幼すぎました!(波城)
瑠璃・瑪璃姉妹のもっと×2 おしえて お兄ちゃん先生ジャンル:AVG ブランド:ジュエリー