夜勤病棟・参のレビュー

4.0
美少女ゲーム

身寄りもお金も何もない単なるスケベな浮浪者だった主人公は、新薬の被験者となることを条件に、病院内で一ヶ月間やりたい放題の生活を送れるようになりました。クスリの副作用で手に入れた天才的な頭脳を駆使して、周りにいる女の子達を次から次へと辱めていく・・・、そんな感じのストーリーです。
 あの大ヒット作品「夜勤病棟」の名を配してはいますが、物語に前作までとの繋がりは全くありません。ですので、今回はじめて夜勤病棟にふれるといった方でも、すんなりと物語の世界に入っていけると思います。
 開始早々出てきたアニメによるエッチシーンと、惚れ惚れするくらい緻密に描きこまれた質の高いCGに、すぐさま虜になってしまった私は、もう夢中になって何時間も遊び倒してしまいました。完全な新作とはいっても、「夜勤病棟」シリーズ最大の売りである過激な凌辱シーンは健在なので、女の子を思う存分犯したいっ!というドス黒い気持ちも十分に満たす事が出来て、もう大満足といったところです。

八神優ちゃん

このように、とてもハイレベルな内容に仕上がっている本作ですが、今回は個人的にどうしても気になった点が二箇所だけありました。
 一つ目は、主人公の寝取られ属性的な性格について。どうやら主人公は、自分のモノになった女性が他の男達に犯される(つまり寝取られる)といったシチュエーションに、異常なまでの拘りがあるみたいなのです。せっかく調教してきた女の子を他人にむざむざと差し出すなんて、私には理解できませんっ!というか絶対に嫌なのですっ!!こういった、自分には到底受け入れる事の出来ないシーンが登場する度に、その女の子に対する愛情もどんどんと減ってしまって、かなり気分が萎えました。・・・でもこれは、私自身の性癖の問題ですから、作品の良し悪しとは関係がありませんけど(でもショックです)。

二つ目は、女の子の処女性についてです。八神 優ちゃんは、容姿・性格共に清純さを絵に描いたかのような新人看護婦さん。初心で可憐な彼女がどういった反応を見せてくれるのか、期待に胸を膨らませながら初エッチに挑んだのですが、・・・んっ?なんだか結構積極的ですよね・・・。いやそれ以上に、かなりのテクニシャンぶりを発揮しているのですが・・・。

フェラチオなんてお手の物、男の肛門を舌で愛撫しながら、素早い手つきで男根をシゴキ上げる姿なんて、まさにプロの技そのものではありませんか!・・・まさかもう経験済み?。あまりの順応ぶりに、ふっとそんな疑問が頭をかすめましたが、いやいやっ、彼女は単に一生懸命尽くそうと頑張っているだけなんだよと、そう前向きに考えてそのシーンはやり過ごすことにしたのです。

ところがですっ!そんな淡い期待も虚しく、優ちゃんは処女ではありませんでした(号泣)。アソコに男根を挿入されたとたん、痛がるどころかヨガリ声を上げて喜んでしまうなんて・・・。そういえば以前、別れた彼氏がいるとか言っていましたが、まさかすでに深い仲だったとは、本当にもうやってられません!
 調教SLGの醍醐味って、未開発の女の子を徐々に自分色に染め上げていくところに、その面白さがあると思うのです!確かに本作の調教メニューには猟奇的なものが多いので、それらを教え込んでいくという過程は楽しめます。でもそれだけでは一から調教した事にはなりませんよね!?

ヒロイン4人の中で、明確に処女だと断定できる子は、如月ひよりちゃんだけでした。だからという訳ではありませんけど、私の一番のお気に入りもひよりちゃんなのです。真性サドという極めて危ない性格ですが、「お兄ちゃんっ♪」と素直に懐いてくれる可愛らしさは絶品ですし、主人公の無茶な要求にも前向きに応じてくれる心の広さもまた格別でした♪
 とにかく、CG及びアニメの実用度は最高なので、抜き目的としてこれからも長く使い続けたいと思っています。(波城)

ジャンル:AVG ブランド:ミンク