超神伝説うろつき童子 未来篇(全4話)のレビュー

5.0
無修正アニメ

破壊神南雲によって三界の大部分が焼き尽くされてから25年。この未来篇では、混沌と化した東の国を舞台に、超神伝説の新たな展開が壮大なスケールで描かれていました。

三界崩壊後に新たに誕生した、マケモノと呼ばれる人間と魔物のハイブリットみたいな種族と、同じマケモノで東の国の狂王と呼ばれる武獣(ぶじゅう)の存在が、この未来篇では大きなポイントとなっています。

東の国の支配者で全身機械の体のシーザーは、粗暴で醜いマケモノを忌み嫌い徹底的に弾圧します。その狙いのひとつが、愛娘アレクトの命を奪った超神に対する復讐で、狂王の力を利用して超神を倒すために魔胎伝で登場したミュンヒハウゼン2世(未来篇ではファウストと名乗っています)の力を借りて超神に全面戦争を仕掛けるのでした。

このように、この未来篇ではシーザー&ファウストVS大阪で誕生した超神&天邪鬼という大きな対立構造が出来上がっているのですが、そこへ更にマケモノ達の反乱が加わって、世界はさらに混沌を極めていくことになります。果たして、この戦争の行方はどうなるのか、真の狂王の目的とはいったい?・・・そんなところが本作の大きな見所の一つとなっています。

箱入り娘のアレクトと東の国の狂王・武獣

アレクトにエッチな要求をする武獣
アレクトにエッチな要求をする武獣

勿論忘れてはいけないのが、うろつき童子ならではの凝りに凝ったエロティックなシーンの数々と、思わず胸がきゅんとなってしまうラブロマンスの存在です。

シーザーの一人娘で、今はアンドロイドとして生を繋いでいるアレクトの一途な愛らしさと、彼女に出会ったことでそれまでの傍若無人な性格が一変した武獣。

当初は彼女のことを単なるメス扱いして「もっと大股開きで腰を突き出して動かせ!」などと命令して、恥ずかしがる姿を楽しんだりしていましたが(このM字開脚&腰くねくねシーンは絶品のいやらしさです。正直このシーンだけで何度抜いたことか・・・)、マケモノである自分に対して偏見の目を決して向けないアレクトの清らかな心は、彼の荒み切った感情を癒すのに十分なものでした。

瞬く間に相思相愛となった二人ですが、その後は怒り心頭な父親のシーザーによって、いとも簡単に引き裂かれてしまいます。

泣き崩れるアレクトと、いくら説いても変わらない娘の感情に困惑し、悩み絶望した父親が思い余ってアレクトを機械の触手で犯したり、遂にはマケモノの反乱兵たちに捕まって輪姦されたりと、こらえきれない辛さに泣いて嫌がる姿がとにかく印象的で痛々しくてたまりませんでした。

ですが、そのアレクトのエッチシーンの出来栄えがこれまた非常にハイレベルで、天真爛漫だった彼女がありとあらゆる穴を触手に犯されて、子供みたいにイヤイヤしながら泣きじゃくる姿に、一体全体これまで何度私はお世話になったことか・・・。

あれだけ酷いことをされたというのに、それでも父親の身を案じてしまうアレクトは本当に娘の鏡です。美少女アンドロイドというだけでも大変貴重な存在なのに、ここまで庇護欲と加虐心を同時に掻き立ててくるアレクトは、もう私にとっては欠かすことの出来ない美少女キャラクターの一人となっています。

未来篇でも充実のモブ子たち

この後、イチモツが凶器と化すことも知らないで・・・
この後、イチモツが凶器と化すことも知らないで・・・

名も無い脇役女性、いわゆるモブ子のエッチシーンが非常に充実しているのも、このうろつき童子全般に言える大きな特徴の一つで、今回の未来篇でも魅力的なモブ子のエロエロなシーンをいくつも楽しむことが出来ました。

中でも、まだ半分は生身の身体だったころのシーザーが、自分を教祖と崇める信徒の女性に対して行った非道極まるセックスシーンは、いまだにトラウマとして忘れることの出来ないものとなっています。

機械でできたシーザーのイチモツは、生身のように射精してイクようなことは無いのですが、代わりにイッた瞬間イチモツの表面が逆立って、それが鋭い刃物となって女の子の口内や膣内をズタズタに引き裂いてしまうのです。

最初にこのシーンを見た時は、あまりの惨事に思わずゾッとしてしまったことを、今でも鮮明に覚えています。

ですが、このシーンの本当の見所(なんか酷い言い方ですが)は、その場にいた他の2人の女の子の顛末で、どのタイミングでシーザーのイチモツが凶器と化すかわからない状況で、恐怖に怯えながらフェラチオやセックスを強要される彼女たちの表情や仕草と言ったらもう、正直たまらないものがありました。

破壊願望とでも言いますか、とにかくそういった欲求を満たしてくれる数少ない18禁アニメであることだけは間違いありません。本当に色んな意味で凄い存在感だと思います、このうろつき童子という作品は。久しぶりにじっくり観返して、改めてそう実感しました。(波城)

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