3DのRPGゲームとして、非常に高い完成度を誇るワーズ・ワースは、クリアするまでに恐ろしいほどの長い時間を要します。いや、ただ単に私がヘタレなプレイヤーだからかも知れませんが、とにかくこんな大作を最後まで遊ぶことが出来たのは彼女、ニーナちゃんのおかげだったんですよ。
彼女は猫の属性を持つ獣人で、影の一族の中での身分は、めちゃくちゃ低い部類に入ります。そんな彼女ですが、実は王子様(主人公)のことが大好きなんですね。その愛はどこまでも透明で、決して揺らぐことのない確固たるものなんです。
主人公が失踪して20年余りが経とうとしているにもかかわらず、彼との間に出来た子供と2人で、ずっと帰りを待っていてくれます。よっしゃ!ニーナの元に還るため頑張るぞ!そんな意気込みだけで何十時間も費やせるほど、当時の私は彼女にハマッてしまいました。
彼女とのエッチシーンは最初の頃に一度あるだけなのですが、ニーナが主人公を見つけるために奮闘しているシーンは、途中で何回も見ることが出来ます。これが励みになりました!
アニメ版では、ちゃんと服を着ていましたが、ゲームでは裸のまま(といっても大事なところは毛で隠れていますが・・・)でした。う~ん、欲を言えばアニメでも裸のまま行動してもらいたかったですね。
えーとですね。なんだかゲーム版のレビューばかり長々と書いてしまいましたが、それには訳があるのです。
というのもアニメ版のアストラル(又の名をポルックス:主人公の事)って、あまりにもチャランポランな性格をしているではありませんか!
ゲーム版の主人公は根が真面目な性格で、エッチに対しても紳士的(遊び方にも因りますが、基本的にニーナとの純愛を最優先にしています)だったのですが、アニメ版になったとたん、単なるエロガキに成り果ててしまったのですよ。
まあ呆れるくらい、次から次へと女の子を食い散らかしていく、種馬みたいな行動力。こいつにとってはニーナのことなんて、その他大勢のうちの一人でしかないのでしょうねっ!
そんな事、断じて許すわけには参りません!ニーナ激萌えの私にとって、こんな主人公を認めてしまうことは、彼女に対する背信にも等しい行為だからです!!どうかご理解下さい。
勿論、アニメ版に登場する女の子はニーナちゃんも含めてみんな、最高に可愛らしかったですよ。初心なミューに大人のシャロン、巨乳で男勝りなリタちゃんなど、見所は満載でした。
でもやっぱり、ゲームの頃より何ら変わることの無い愛くるしさを魅せてくれたニーナちゃんに、勝る子は居ないのでした。(波城)