姦獄~淫辱の実験棟~(全2話)のレビュー

4.0
エロアニメ

爆乳&ふたなり好きなアニメファンにとっては、まさに垂涎ものと呼べる極めて嗜好性の高い18禁アニメです。触手、異種姦、スカトロ行為、孕ませ&受胎描写などなど、ハードでマニアックな内容の作品が、非常に数多く存在している18禁アニメの世界ですが、流石に本作のように、人体改造系をメインに打ち出しているものというのは、ほとんど無いといっていいのではないでしょうか!?

例えば、異世界に飛ばされて、ふたなり改造&洗脳を施されてしまった女の子の様子を描いた作品「奴隷戦士マヤ」をはじめとして、他に数点ほどしか思い出せない私ですが、今回観た「姦獄~淫辱の実験棟~」という作品は、他の人体改造系の18禁アニメとは明確に一線を画する、極めて常軌を逸した変態行為の数々に満ち満ちていたのです。

悪事を働いている可能性のある製薬会社に、潜入調査の目的で派遣された3人の女性エージェント達。明るくてしっかり者の「宮川悠希」ちゃん、金髪と爆乳のコントラストが眩しい控えめな性格をしている「レイコ・キャレール・ユキコ」さん(人妻)、そして、まだまだ幼い雰囲気を漂わせている甘えん坊な「森下加奈」ちゃんといった具合に、三者三様の性格をした個性的な女の子が本作での凌辱対象になっています。

森下加奈ちゃん
森下加奈ちゃん

潜入調査とはいっても、開始早々にスパイである事がバレてしまうので、ストーリー的な面白さはあまり感じる事が出来ないかもしれません。でもその代わり、拘束直後から、情け容赦の無いレイプ行為にどんどん晒されていくことになりますので、実用的にはとても満足のいく内容に仕上がっていると思います。例えば、森下加奈ちゃんが、両手を縛られた状態で天井から吊るされて、そのまま大切な処女を奪われてしまうシーンなんて、絶望感に満ちた彼女の表情と悲鳴が画面いっぱいに広がっていて、可哀想とは思いながらも、なんともいえない高揚感を感じてしまいました。

そして更に、コスチュームのデザインも非常に扇情的で良かったです。巨大なおっぱいが重力に負けて垂れ下がらないように、首からさげた四角い布を使って乳房を引っ張りあげているのですが、それが彼女達の胸の大きさを殊更強調していて、もう堪りませんでしたっ。爆乳ボディならではの魅力を見事に惹き出している、独特のエロエロコスチュームも、本作の見所のひとつだといえるでしょうっ♪。

とまあ、ここまででも、十分に修羅場を感じさせてくれる過激な内容になっている本作ですが、この「姦獄」という作品の真骨頂は、続く第2巻にこそあったのです。「第1話の内容は、ホンの序の口でしかなかったんだなあ・・・。」そうしみじみ感じさせられるくらい、第二話の内容は、まさにアブノーマルの極みを突っ走っていました。

レイコ・キャレール・ユキコさん
レイコ・キャレール・ユキコさん

自分ひとりでは、歩くことすらも困難なくらいに巨大化されたユキコさんの二つの乳房(まさに魔乳クラスの大きさです!)。本物の男根を移植されて、ふたなり娘へと改造されてしまった森下加奈ちゃんの、狂喜に身悶える姿。そして、肉体のみならず精神までもズタズタに犯された悠希ちゃん。二度と再び、元の世界へ戻る事が出来なくなってしまった彼女達の成れの果てが、戦慄とともにたっぷりと描かれています。

様々な種類の18禁アニメを何百本も観続けてきた私は、もう大抵の事では驚かないつもりでいたのですが、今回は正直言ってかなり度肝を抜かれました。特に、ラストシーンにおける、宮川悠希ちゃんと恋人とのアブノーマルなセックスシーンは、本当にトラウマになってしまうほどのオゾマシイ光景そのものなので、視聴の際には覚悟して臨んだ方がいいかと思います。

キャラクターデザインにやや癖がある点や、細部の描き込みがお粗末なところなど、作画部分における完成度の高さは、決して高いとはいえません。ですが、そういったマイナス要素を差し引いても余りあるだけの力強さといったものを、本作は有しているのです。
「何でも有りの18禁アニメ」、そんなフレーズが現実感を持って感じられるようになりました。(波城)

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