電車内での痴漢行為を扱った18禁アニメ。痴漢する人間を「ハコ師」、車内で挿入までしてしまう事を「ハコ刺し」というらしいですが(劇中でベテラン痴漢おやじの「銀司」がそう言っていました)、凄腕の痴漢テクを有する主人公「勝彦」によって次々とおとされていく女の子達のあられもない痴態が存分に楽しめる、極めて実用的な内容に仕上がっていました。
物語の序盤では、痴漢らしく(?)愛撫のみで相手の女性を絶頂に導くといったシーンが主に描かれていますが、中盤以降に入ると一転して、集団レイプや3Pプレイといったもはや痴漢とはいえない凌辱劇が繰り広げられていくようになります。エッチのバリエーションといった面からも非常にお得な18禁アニメだといえるでしょう。
大勢の女性が痴漢の餌食にされる中で、全2話を通じて活躍(?)している女の子は次の3人です。
主人公に痴漢されて以来、触られるという行為に目覚めてしまった亜紀ちゃん(緑色の髪をしたボーイッシュ風な学生)、電車内で集団レイプされた事で、精神が崩壊してしまった優美ちゃん(茶色の髪をした清楚な感じの子)、そして痴漢パトロールの任についているさやかさん(青色のロングヘアーで生真面目な性格)です。
どの子も白目を剥いてイキまくるまで責め抜かれてしまうのですが、中でも一番激しかったのは、最後まで気丈に振舞っていたさやかさんの凌辱シーンでした。
尿意を催しているところにいきなり主人公に痴漢されて、我慢できずにその場で漏らしてしまったさやかさん・・・。それでも挫けずに、主人公を捕まえようと必死になって頑張るのですが、逆に銀司の痴漢グループに集団レイプされて散々な目に遭ってしまうのです。
大量の浣腸液を注ぎ込まれ、前後の穴を同時に犯されるという、まさに生き地獄のような苦しみによだれを垂れ流しながら悶絶する姿は、まさに壮絶の一言に尽きるものでした。情け容赦の一切無い、本気モード全開のレイプシーンは、まさに一見の価値有りだといえます。
作画も動きも、共にハイレベルな仕上がり具合の本作。むちむちっとした肉感的なキャラクターデザインと、無修正18禁アニメならではのリアルな性器の描写がさらにエロさを倍増させていて、ヌキ用としては本当に申し分ありませんでした。
その逆に、シナリオ的には随分と薄い内容になってしまっているのですが、本作のテーマはあくまでも見ず知らずの女の子に痴漢行為を働くといった臨場感を疑似体験することにあるのですから、細かい設定なんてあまり必要ないといえますし、むしろ私が気になったのは、どの子も大人しく触られているばかりで全然抵抗しないといった点でした。
うーん、何と言いますか・・・、もっと騒いだりとか、睨み付けたりとか、引っ叩いたりとか、とにかくそんな強気の反応があればもっと楽しめたのになあと、それだけが心残りに感じました。(でもきっと、あまりの怖さと恥かしさに声を発する事さえできなかったのでしょうね・・・。そう考えれば合点もゆきます)
物語的には中途半端なまま終わってしまっていますので、決着を付ける意味でも是非続編を出して貰いたいと思います。(波城)