エロ医のレビュー

4.5
美少女ゲーム

これは凄い、凄すぎますっ!最近の3D美少女ゲームは着実にレベルをあげてきているとは思っていましたが、まさかここまで進歩していたなんて正直いって驚きですっ!だいぶ改善されてきたとはいえ、まだまだ2Dベースのキャラと3Dベースのキャラとの間には、その外観に大きな隔たりがあるのが通常です。なのにこのエロ医というゲームでは、静止画と全く同質のCGレベルでキャラクターがそのまま動き出すのですから、もう我を忘れて夢中でプレイしてしまいました。

雪智みつき/坂鳥美綾 エロ医

二重人格で女性を犯す事が何よりの楽しみという鬼畜外科医が本作の主人公です。手術中であるにも関わらず、いきなり自分の肉棒を取り出して患者の膣にぶち込んでしまうといったキチガイぶりには、さすがについていけませんでしたが、このゲームの目的はあくまでも、3D美少女にエッチな診察を施してその反応を楽しむという点にあると思いますので、ストーリーが破天荒なところは目をつぶるしかないでしょう。肝心の女の子が5人ともそれぞれ際立った性格をしていて、しかも会話も非常に面白い訳ですから、おさわりシミュレーションゲームとしては十分な内容だと思います。

主人公の元へ診察に訪れた彼女達に対して、まず最初に行われるのが「おさわりモード」と呼ばれるセクハラ診察パートです。ベットに腰掛ける女の子の身体をマウスでクリックすると、「いやっ!どこ触ってるのよ~っ」とか「揉んでませんっ?先生っ!?」とか、とにかく様々な反応を返してくるのです。最初は触らせてくらなかった部位も、徐々に女の子をエッチな気分にさせていくことで、かなり激しい診察行為まで出来てしまう(髪の毛に自分のペニスを擦り付けるなどの、変態医師ならではの???な行為も満載です)のだから、この臨場感は本当に癖になるくらい面白いものでした。

「おさわりモード」が終了したら、次はいよいよ「そーにゅーモード」に入ります。その名の通り、セックスによる治療を行うパートなのですが、こちらのエロ度もかなり高くて良かったです。「おさわりモード」では女の子の身体をクリックしてゲームを進めていきましたが、この「そーにゅーモード」では画面上部に用意されているメニューを選ぶことによってシーンが入れ替わっていきます。その分、臨場感は「おさわりモード」には及びませんが、顔を赤らめながらくねくねと身体をくねらし続けるキャラクターのいやらしさは、これまた格別なものといえるでしょう。

イリュージョン(FULLTIMEの姉妹ブランド)の「人工少女2」をプレイしたときにも、その外観の可愛らしさに萌えましたが、本作の造形美はその域をはるかに超えるものでしたっ。3D美少女の完成系といえるものが、このエロ医にはあるのです。
 リアルタイムポリゴンじゃないから敬遠しているといった意見もあるようですが、それだけの理由で本作をプレイしないというのは本当に勿体無い事だと思います。「おさわりモード」なんて、ムービーだということを全然意識させることなく、リアルタイムなエッチを楽しませてくれるのですから・・・。

唯一惜しいのは、ゲームの容量が大きすぎる(6ギガ)ことと、マシンスペックのハードルが高いということでしょうか。特にスペックはかなり高いものを要求しているらしく、私のPC環境ではフルスクリーンでプレイするとコマ落ちが発生してしまって少々きつかったです。そういう時は、1024×768や800×600の大きさでゲームを起動するとスムーズに遊べると思いますので、もし上手く動かないときには試してみて下さい。(ゲーム起動時のメニュー画面で設定出来ます)

次回は、ストーリーにも力を入れたゲームを是非作って欲しいと思います。期待してますよ、FULLTIMEさんっ!(イリュージョンさんもねっ!)(波城)

ジャンル:3D SLG ブランド:FULLTIME