らぶ2Quad(全3話)のレビュー

4.5
エロアニメ

第1話「完璧ドS淑女・エル ~優雅に尻敷くフェイス&ボッキ」 (5点)

開始早々、S気質な金髪美少女にマウントされてそのまま何度も精液を絞られ続けるという、なんとも実用本位なシーンからはじまるエロアニメ。しかもそのまま最後まで、そのエルという名のツンデレ娘(フルネームはエルマリート・ド・ブランシュフォール)とひたすらエッチばかりしてエンディングを迎えてしまうのですから、最初観た時はもう何が何だか分からない状態で、正直エッチの内容よりも、不明な点だらけのシナリオのほうが気になってしまって全くヌクことができませんでした。

こう言っては何ですが、シナリオがスッカスカのエロアニメというのは、別に珍しいことではありませんので、私もそういった点だけを取り上げて本作が駄作だとか言うつもりは毛頭ありません。

ですが本作では、途中でいきなり女の子が分身してレズ行為をはじめたり、スイッチひとつで周りの風景が一変したり、更には破壊された町並みが唐突に出てきたりするなど、とにかく意味不明な要素が満載なのですから、流石にそれらを全く気にしないで観るというのはちょっと無理があるように思ってしまうのです。視聴した後、原作ゲームの公式サイトを見て、はじめてどういったストーリーなのかが分かりました。

結論から申しますと、「人類の天敵を倒すためにはエッチなパワーが必要で、そのために選ばれた物静かな主人公が色んな女の子からエッチをせがまれてセックス三昧な日々を送っていく」といったド直球な内容でした。

なんだなんだ、そういうことだったんですね。いいじゃないですか、おバカなエロゲー。私もバカゲー(誉め言葉ですよ)は大好きなので、だったらなおさら簡単な説明だけでも盛り込んで、このアニメ版でも余計なことを気にしないでエッチに集中できるような内容にしてもらいたかったです。作画のレベルが高かっただけに、本当に勿体無い限りです。

だらだらと、長いこと苦言を呈してしまいましたが、実は本作は第2話以降で大きく化けることになります。上記の不満点は、あくまでも第1話に限った話なのでどうか誤解しないでください。

第2話「妹巫女ぷりん・ほのか ~拡げて弾く未開のレッスン」 (10点)

1話の出来がアレだったので、実はこの第2話と続く第3話は、今までずっと眼中にすら入っていなかったんですよね。そのせいで、もう何年もこんなに素晴らしい女の子のことを知らずに過ごしていただなんて、もう本当に「私のバカ!アホたれ!」と、昔の自分を叱ってやりたい心境です。

開始早々から、独特の愛くるしさ全開で大好きな兄さんとエッチなトレーニングを頑張っちゃう神代ほのか(かみしろほのか)ちゃん。彼女は神社の娘さんなので、トレーニングの時もちゃんと巫女装束を纏っての登場です。

ちょこまかとした動きと焦った時の早口な喋り方は、まるで小動物のような可愛らしさに満ち溢れていて、初めて見る兄さんのイチモツを目の前に「ピクピクしてますっ」と色々と実況を始めてしまう可笑しなところとか、その一挙手一投足の全てがキュートで明るい雰囲気に包まれていました。

そんなほのかちゃんですが、実はかなりの変態さんでもありまして、そんなところも個人的にはとてもツボにハマりました。

兄さんの留守中に、彼の部屋を掃除してあげるのですが、その際に脱ぎ捨てられた兄さんの使用済みパンツを発見して、あろうことか、それを頭から被ってベットの上でアナルオナニーをはじめてしまうのです。

弄るところが前の穴ではなくて、お尻の穴というところがポイントで、ほのかちゃんいわく、「前の穴は兄さんのために大事にとっておきたい」んだとか。

そう言ってパンツの匂いを嗅ぎながら、あられもない姿でお尻の穴をホジホジして一人喘ぎまくる姿がこれまた最高にエッチで煽情的で、このシーンはこれから先も絶対に忘れることはないだろうなあって思えるくらい、深く私の心に刺さりました。白タイツを履いたままパンツ仮面姿で自慰するほのかちゃん。これからも末永く使わさせて頂きますっ!

※ そういえば、男の人のパンツを頭に被って自慰をする女の子なんて、パパラブの変態仮面娘・氷華ちゃん位しか自分は思いつかないのですが、まさか氷華ちゃんと肩を並べる変態さんにこうして出会えるなんて、1話目で本作を見限らなくて本当に良かったです。

第3話「妹巫女痴漢・ほのか~羞じらいねだる桃尻電車」 (10点)

その後はもちろん、大好きな兄さんとひとつになれるシーンも出てきますが、その際の流れと言いますか、処女喪失までの順番も彼女らしくてとても良い感じでした。

前の穴からではなく、まずは後ろの穴の処女から兄さんに捧げるほのかちゃん。処女のままどんどんエッチになっていく女の子というのは、私的には大好物なシチュエーションのひとつなので、こういった変化球の多いところも本作の大きな魅力のひとつだと思います。

アナルセックスしちゃってる時点で、もうすでに充分恥ずかしいことなのに、お尻の穴から精液が溢れ出るところを兄さんに見られて、デリカシーがないと泣いてプンプン怒り出すほのかちゃんの駄々っ子みたいな一面も凄く新鮮で、色んな表情を見せてくれる彼女は、本当に妹キャラの魅力が目いっぱい詰まっている女の子でした。

そしてお待ちかねの処女喪失シーンも巫女姿で破瓜の鮮血描写ありと、期待を裏切らない出来栄えでもう大満足といったところです。

一線を越えたことで、兄さんの彼女としての安心感というか、自信みたいなものがついたみたいで、今までよりも積極的にエッチな行動に出るようになったほのかちゃん。願わくばそんな彼女のエロ可愛い痴態を、もっと色々と楽しみたかったのですが、この短い時間の中でそこまで求めるのはちょっと欲張りすぎかもしれませんね。

変態仮面娘・ほのかちゃんに出会えた喜びでついつい筆が進んでしまいました。なんだか書いている内に、もう一人の変態仮面娘・氷華ちゃんも久々に見たくなってきちゃいましたので、今からじっくりと2人の痴態をもう一度楽しんでみたいと思いますっ。(波城)

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