エロアニメ鬼父で、メインヒロインのひとりだった愛莉ちゃん。その彼女に焦点を当てて作られているのが、この鬼父 Re-birth(リバース)という作品です。
前作の鬼父で、義理の父親(継父 ままちち)のことが大好きになった愛莉ちゃんですが、今回はなんとその彼女が、何の面識も無い小太りのおやじにいきなりレイプされてしまいます。
しかもただ単に犯されるだけではなくて、そのおやじのエッチのテクニックにハマッてしまうというとんでもない内容になっていて、彼女のことがお気に入りだった私は正直面食らってしまいました。
気の強い性格はあいかわらずで、このおやじに対しても何度も罵声を浴びせる愛莉ちゃんですが、身体はおもいっきり反応しちゃってるんですよね。
デカイ男根を擦りつけられただけで、欲情して威勢が弱くなったりするなど、どう見てもこのおやじの巨根の虜になっちゃっているのです。
「おいおいっ、愛莉ちゃんはそんなにも股のゆるい女の子だったの?」確かに口の利き方は悪いし、態度も小生意気そのものなんだけど、内面はもっと素直で一途な女の子だとばかり思っていたのに・・・。
感じまくっている彼女を見ていると、なんだか複雑な心情でいっぱいになってしまいました。
でもよくよく考えてみれば愛莉ちゃんがどうこうというよりも、父親があまりにもヘタレなのが全ての原因だと言えなくも無いですよね。
そもそも最初に愛莉ちゃんが痴漢されたとき、彼女は心から嫌がっていました。本気で父親に助けを求めていたのです。
なのに彼は何の役にも立たずにあっさりとやられてしまって、そのせいで彼女は無理やり犯されてしまったのです。
その後も、彼女を気遣うどころか逆なでするようなセリフを平気で投げかけるなど、とにかく一番酷いのはこのヘタレ野郎なんだと、何度も観ているうちにそう気がつきました。
そうなんです。愛莉ちゃんは被害者なんです。
これ以上書いてしまうとネタばれになっちゃいますので控えますが、全ての事実が判明したあとも、父親のことをあいかわらず慕い続けている愛莉ちゃんはやっぱり可愛い女の子だなあと、そんなふうに素直に思ってしまいました。
最後の最後に、彼女の心の広さみたいなものを垣間見ることが出来て本当に良かったです。(波城)