お兄ちゃんのことが大好きな5人の妹たちに囲まれて、エロエロな毎日を送るといった、ハーレム形式の近親相姦アニメです。
ラブラブ系の作品でありながら、監督および作監をあの陵辱系アニメで有名なむらかみてるあき氏が務めているだけあって、相当濃厚で激エロ&マニアックなプレイをたっぷりと楽しむことができました。
本作では5人の中で一番年上(だと思います)の七瀬綾ちゃんが、メインヒロインとして描かれています。兄さんの事を一人の男性として強く意識している彼女が、ほかの4人ともエッチな事をする兄に対してヤキモチを焼いて、なんとか自分を一番に見てもらいたいと、恥ずかしい気持ちを押し殺して必死に誘惑&ご奉仕する姿に、キュンときちゃいました。
兄さんの前で大股開きでオナニーしまくったり、美味しそうに精液を口の中でくちゅくちゅ味わったり、さらにはスクール水着姿でのエッチやアナルセックスにも応じるなど、普段の控え目でしっかり者の綾ちゃんからは想像もできないほどの積極的な猛烈アピールは、まさに必見のエロ可愛さでした。
妹全員とエッチしちゃったとはいえ、それらはほとんど彼女たちのほうから積極的に迫ってきたからであって、結局最後まで綾ちゃん以外の子たちとは、中出しエッチの一歩手前の段階で踏みとどまるなど、一応は兄としてみんなの事を大切に思っている感じが結構伝わってきて、そんなところも見ていて感情移入しやすくて良かったです。
でもだからと言って、綾ちゃん以外の妹たちとのエッチが物足りないというわけでは決してなくて、ツンデレで巨乳な理央ちゃんには、脇コキ・ひざ裏コキ?・足コキなど様々な変態プレイをさせて楽しんでいますし、おもらしした日和ちゃんには、彼女の「お仕置きされちゃうの?」という幼い誘惑にクラッときて何度もお尻ペンペンしてイカせちゃってますし、はたまた悪戯好きな小春ちゃんやサドッ気のあるみちかちゃんからは、一方的に責められてついつい何度もヌイてもらっちゃうなど、どこ子も綾ちゃんに負けず劣らずの激しい乱れっぷりでした。
本作は、いわゆる「むらかみてるあき作品」ではありますが、例えば対魔忍アサギなどで多く見られたピンボケの表現は必要最小限に低く抑えられていて、その点はとても見やすくて良い感じでした。また、狂気にも似た激しいアクメ顔も、本作のラブラブな内容に合わせ封印されていて、いわゆるヒョットコ顔だけが少し盛り込まれている程度で、至って普通の可愛い顔を堪能することができました。
ただ、唯一気になった点はカメラワークの激しさで、まるで船酔いでもしているかのようにゆらゆらと動き続ける画面の揺れが、なんとも見づらくて閉口してしまいました。元々むらかみてるあき氏のアニメには手ぶれという表現があったのですが、この妹パラダイス!では、もはや手ぶれというレベルをはるかに超えていて、この点だけは正直なんとかしてもらいたかったです。
でも、こういった画面上の大きな揺れを差し引いても余りある魅力が、この妹パラダイス!にはあるのです。5人の妹たちが、それぞれ自分なりの形でお兄ちゃんにアプローチして、お互いにライバル意識を持ったり仲良くしたりするところが、とても賑やかで楽しくて、そこにむらかみてるあき氏ならではの独特なハイテンションエッチが加わることで、今までにない全く新しいタイプのエロ萌えアニメに仕上がっていたのです。ラブでエロなこの感じ、まさにクセになる面白さです。(波城)