学校のロッカールームでオナニーしていたところを、同級生の男の子にたまたま目撃されてしまった夏水すくみちゃんが、逆に彼を脅して連日セックス三昧な日々を送っていくといった内容のエロアニメ。
態度がデカい割には、毎回律儀にスク水＆黒のサイハイソックス姿で、スク水フェチな彼が来るのを待っている、そんなとてもわかりやすいツンデレキャラのすくみちゃんに、とにかくメチャクチャ萌えました。会うたびにどんどん調子に乗ってくる彼に、あれこれ文句を言いながらも、彼の望みどおりスク水ネコミミメイドになりきって、ニャーニャー可愛く鳴きながらセックスしちゃったりするなど、結構従順でノリの良いところも素直で可愛いかったです。
膣内中出し描写やアヘ顔、精液ごっくんなどはもちろんのこと、アナルセックスや妄想セックス（タコの足で犯されたり、ふたなりになったりしています）、さらには、スク水の上にセーラー服や白いエプロン＆メイドカチューシャを身に付けてのコスプレエッチなど、プレイ内容も実にバリエーション豊かで、サービス精神旺盛な作りになっています。
作画的には、ところどころ怪しい部分もあったりしたのですが、エッチシーンのテンポの良さや、魅力的なキャラクター設定のおかげで、実用的にも十分満足のいくヌケるエロアニメに仕上がっていました。
といった感じで、概ね良い雰囲気のまま物語は進んでいったのですが、終盤に入って、いきなりすくみちゃんが輪姦されてしまうシーンが出てきたときには、あまりのショックに思わずドン引きしてしまいました・・・。まさに、「天国から地獄へ真っ逆さま」と言う表現がピッタリの、本当に何もかもが萎えてしまうひどいシーンでした。
結果的には、このレイプ事件がきっかけとなって、今まで素直になり切れなかったすくみちゃんが、完全に彼にデレるようになって、より甘々な恋人関係へと進展していくことになるのですが、だからと言ってわざわざあんな気分の悪くなる輪姦シーンを入れなくても、2人の関係を進展させる方法はまだまだ他にもいっぱいあったはずなのに・・・、どうしてこんな鬱展開を無理やり入れたのか！？この点だけがどうにも残念でなりませんでした。
でもよくよく考えてみれば、身体は汚されても心は清いままでいるすくみちゃんというのも、これはこれで一途な感じがして違った魅力がありますし、また、そんな彼女の事をこれからも変わらず大切にするって誓った彼の真摯な態度にも、素直に好感が持てましたので、まあギリギリ許容範囲なレイプシーンだったと思うことにいたしました。作品名には「淫乱」なんて言葉が入っていますが、彼女は決してそんなビッチな女の子ではありません。良い意味で、「タイトルに偽りあり」の作品でした。（波城）
