いわゆる主人公目線で作られているエロアニメ、アダルトビデオの世界でいうところの「主観視点」と呼ばれているジャンルと同じタイプの作品です。
この手のジャンルはアダルトビデオでは割と一般的らしいのですが、アニメの世界では非常に珍しいことは確かで、私も最初にこのアニメを観た時には、その斬新さに物凄く興奮させられました。
なんたって、アニメの中のヒロインが直接自分に語りかけてきたり、擦り寄ってきたりするのですから、その臨場感たるや普通のエロアニメとは比べ物にならないくらいメチャクチャ高いわけなんです。
アニメの中の女の子が、自分以外の「誰か」とエッチしているシーンを、ただ眺めて楽しむというのが、普通のエロアニメの視聴スタイルなのですが、それってあくまでも自分は部外者・第三者にしか過ぎないわけでして、だから例えば主人公がイケメンだったりすると、少なからずムカついちゃったりするんですよね。「なんでこんな軽薄な野郎とエッチしちゃってるんだよ!ふざけんなよコイツ!!」といった具合に・・・。
そんなこと気にしたことない、おかしいよお前って、そう思われる方も多いかもしれませんが、少なくとも私は女の子とエッチする相手のキャラがどんな奴なのかっていうのが、もの凄い気になるタイプなのです。
だから、初めてこの「一緒にHしよっ 宮沢明菜編」を観た時は、それはそれは嬉しかったです。ようやくエロアニメの分野でもこういった類の映像を楽しめるようになったんだってっ!なんで今までこういった形式のエロアニメが作られてこなかったのか、正直不思議なくらいです。
一見ボーイッシュだけど、実はとても乙女ちっくで可愛らしい性格をしている明菜ちゃんとの、バーチャルなラブラブセックスを心ゆくまで堪能できました。
一緒にHしよっは、シリーズ化されている作品なので、他にも色んな女の子とイチャイチャ出来そうで非常に楽しみです。こういった主人公目線のエロアニメが、ひとつのジャンルとして定着してくれることを心から願っています。(波城)