一緒に駆け落ちしようと約束していた恋人に裏切られ、命まで奪われそうになったことのある主人公が、積年の恨みを晴らすべく、再び国(ロートシルト王国)に舞い戻って凌辱の限りを尽くしていくことになる、そんな感じで進んでいく調教シュミレーションゲームです。
国王の后となって、優雅な暮らしを送っている元恋人の「クリスティーナ(愛称:クリス)」。彼女とその夫である国王を徹底的に苦しめる為には、二人の間に生まれた女の子「アンジェリカ」を痛めつけることが、一番手っ取り早い方法だと考えた彼は、金色の姫騎士と称えられている彼女を難なく軟禁・拘束して、そのまま犯しまくってしまいます。
姫でありエルフでもあるアンジェリカにとって、人間である主人公に純潔を奪われることは、相当屈辱的なことらしく、犯されながらも彼に対して数々の罵声を浴びせ続けるのですが、そのあまりの辛らつな台詞の内容は、プレイ開始早々から、あっという間に本作の虜になってしまうくらい、とても印象的なものでした。
その後も、身体中のありとあらゆる場所を主人公によって調教されていくことになる彼女ですが、どんなに淫らに感じるようになっても、「あなたって本当に最低のクズねっ!!」といった、罵りの言葉だけは決して欠くことの無かったアンジェリカ。
白目を剥いて、口をだらしなく半開きにし、それでも「ひゃっ、ひゃんじてにゃんかいにゃいっ!(感じてなんかいないっ!)」などと、ろれつのまわらない口調で強がってみせる彼女の頑固な性格は、本当に調教のし甲斐のあるものでした。罵倒されることの快感・・・、アンジェリカを相手にプレイしていると、そんな新たな心境に目覚めてしまいそうで、なんだかゾクゾクしちゃいます。
本作ではこのアンジェリカの他にも、3人の女の子を攻略することが出来ます。主人公が国に留まるための手段として結婚した、フローラというまだ幼さの残る少女、ダークエルフで傭兵のセラ、そしてアンジェリカの母親である「クリス」です。
気丈なアンジェリカ、純真無垢な性格で、心の底から主人公の事を慕っている可愛いフローラ、冷酷だけど惚れ込んだら一途な面のあるセラといった具合に、3人とも非常に魅力的で良かったのですが、今回、このゲームで個人的に一番夢中になったキャラクターは、なんといってもクリスでした。
基本的に年増はあまり好みではない私ですが、このクリスに限っては、あまりのいじらしくて可愛らしい言動の数々に、始めて調教した時から、もう一瞬で惚れ込んでしまったのです。
裏切るつもりなんて全然無かったっ、貴方が生きていて本当に良かったと、嬉しそうにするクリス。それでも、今更そんな言い訳なんて聞きたくないと、無理やり彼女を犯していく主人公。
心の底ではいまだに主人公の事が好きだけど、すでに国王と結婚していて子供までもうけている彼女は、涙ながらに抱かれる事を拒否し続けるのですが、何度も何度も犯され続けるうちに、だんだんと自分の本心に逆らう事が出来なくなってしまって、どんどん苦しんでいく事になるのです。その葛藤して悩む様子をみる度に、「ああっ、彼女の事を守ってやりたいっ!」といった心境が沸々と湧き出してきてしまって、それからというものクリス一筋でプレイしてしまいました。
親密になるにつれ、ベットの中で素直に喜びを表すようになっていく彼女。普段の清楚な物腰からは想像できないほどのエッチな台詞をバンバン連発しては、何度も絶頂して果てる姿のエロいことといったら、もう堪りませんでしたっ!
主人公が妻のフローラと一緒にいるところを目撃しただけでヤキモチを焼いて涙声になったり、娘のアンジェリカにまでも嫉妬したりと、とにかくタガが外れた調教後半の彼女の愛らしい振る舞いは必見の価値ありですっ。声質も、そんなクリスの性格にピッタリで、もう何から何まで、最高に萌えに萌えた女の子なのでした。
レベル1からレベル4まで、複数用意されている調教メニューをランダムに選んでいくだけで、割と簡単にレベルアップしていきますので、プレイしていて行き詰まってしまうような事は、ほとんど無いと思います。レベルが上がるごとに、どの子もより激しく淫乱な女の子へと成長(?)していきますので、最後まで新鮮な気持ちで遊ぶ事が出来ました。
復讐してやると意気込んでいた割には、さほど酷い事もせずに、むしろ調教対象の女の子達を優しく気遣ったりするなど、凌辱ゲームの主人公としては、比較的ノーマルな性格設定だったという点も、特筆すべきところでしょう。流石に、常軌を逸した性格の主人公では、感情移入など到底出来ませんからね!?。こういった細かな点も個人的には好印象でした。
緻密でセクシーなCGと、気合の入りまくった声優さん達の熱演を存分に楽しめる、非常に実用的な作品です。(波城)
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