炎のらびりんす 全2話のレビュー
美少女アニメの醍醐味のひとつである、チラリズム。少しだけ顔をのぞかせる胸の谷間やパンツの描写に、無条件で心ときめいてしまうのは、私だけではないでしょう。そのチラリズムの中でも、特にパンチラだけに熱い情熱を傾けて製作されたのが、かの有名な純白パンツアニメ「AIKa」でした。
この「炎のらびりんす」というアニメは、そんな熱いこだわりで埋め尽くされているAIKaの製作スタッフが全面的に手掛けている、正統派?チラリズムアニメです。
夏姫:ピンクの着物/エローラ:青い髪
日本の侍に強い憧れを抱いている熱血ロシア青年・ガランに、同じ学校の女友達・夏姫ちゃんが家宝の「御神刀」をあげてしまったところから、本作はスタートします。
「大好きな刀を好きなだけ見せてあげる」といわれて、彼女の国「ラビリンス(ロシア国内にある秘密閉鎖都市)」にホイホイついていったガランですが、そこで彼を待ち受けていたのはお客様としての待遇ではなく、夏姫の婿として相応しい男であるか否かという好奇の目だったのです。いきなり結婚話なんか聞かされて慌てふためく彼ですが、そんな事を考える余裕も無く、ラビリンスに眠る徳川埋蔵金を巡っての激しい攻防戦に巻き込まれていくことになる、そんな感じの物語です。
なんだかこのように書くと、シリアスなアニメみたいに思われてしまうかもしれませんが、差にあらず。全2巻という短い時間の中にお楽しみのパンチラシーンがたくさん用意されている、極めてエンタテイメント性の高いギャグアニメに仕上がっていました。
AIKaでお馴染みのローアングル&セクシーショットはそのままに、本作では和風基調という世界観を生かした、独特なチラリズムといったものが展開されています。それは、極限まで短くカットされたミニスカートのような着物と純白のパンツのコラボレーションから生じる、斬新なデザインの表現でした。
着物の裾からチラチラと見え隠れするパンツの布地のいやらしさっ!!しかも通常の(?)西洋パンツとは異なる、紐パンテイストの入ったオリジナル型のパンツが醸し出す独特の質感が、何とも言えずエロいのですっ!!パンチラの新境地ともいえるシーンが、この炎のらびりんすには一杯詰まっています。
作画も安定していて動きも非常にスムーズな、技術的にみても高い完成度を誇っている本作。夏姫や従者のカスミが魅せる和風パンチラの他にも、敵役のエローラが舞うオリエンタルムード溢れるセクシーダンスも、女体の神秘性みたいなものが感じられて非常に良かったです。
小難しい要素は全くありませんっ!頭の中を空っぽにして、女の子の股間の肉感を思う存分楽しみましょう!!(波城)