凌辱一筋だったBISHOPさんが初めて製作したラブラブ学園ゲーム。どちらかと言うと鬼畜系のほうが好みな私としては、正直購入するかどうか迷ったのですが、「らぶえろハーレム」という文言につられて（ハーレムって響きに弱いもので・・・）、サクッとプレイしてみることにしました。
祖父である学園の理事長に命じられて、1ヶ月の間に付き合う女の子を決めなくてはならなくなった主人公。奥手な彼は、当然のようにいままで女生徒付き合ったことなどありません。どうすればいいのか途方にくれているうちに、男1人・女の子8人の寮生活がなし崩し的にスタートしてしまうのでした。
周りの女の子は最初から主人公に好意を抱いているので、攻略自体は非常に簡単です。お目当ての女の子にひたすら会いに行けば必ずエッチに持ち込む事が出来ます。日常の会話シーンも面白いし、エッチシーンも長めで伏字も一切ありません。実用度は極めて高いといえるでしょう。
ところがです。このゲームの副題にもなっているように、複数の女の子と仲良くしようとすると、これがそうそう簡単には進まないのです。いわゆる3Pや4Pといったプレイも複数用意されているのですが、実際にそれらのシーンを観る為には、あらかじめ決まった順番で女の子とエッチしていく必要があるのです。
たとえば、個人的に一番ツボにはまった「如月恵理香」ちゃんを例にとりますと、まず最初に担任の「東野睦美」先生とエッチを済ませてからでないと、主人公×恵理香×睦美といった3Pシーンは発生しないことになっています。
誰と3Pや4Pが出来るのか、順番はどうすればいいのか等は「えろチェインシステム」という管理画面で確認するのですが、このように最初からプレイ順序を決められてしまっては、ゲーム自体が作業的なものに感じられてしまいます。もっと自由に、そして先の展開が予測できないところが、AVGゲームの醍醐味だと思いますので、この点はとても残念に感じられます。
あと、エッチの度に中出し・外出しを選択できるのはとても良いのですが、せっかく中出しを連発しても孕んだシーンがほとんど出てこないというのは、はっきり言って興ざめです。ラブラブゲームなのだから、中出しを拒むといった台詞は無くても全然OKです。でもですね、無理やり犯して妊娠させることに拘りをもってきたBISHOPさんにしては、今回の描写は生温いのではないでしょうか？和姦エッチでもきっちり孕ませるんだっ！！そのくらいの意気込みを持って次回は作って欲しいと思います。
色々と苦言を呈してしまいましたが、前述した通りエッチシーンのエロさは格別なので、ヌキゲーとしては十分に及第点だといえます。女の子もそれぞれに個性が際立っていて、みんなとても可愛いかったです。個人的にBISHOPさんは、好みのメーカーさんなので、これからの新作も楽しみにしたいと思います。（波城）
ジャンル：AVG ブランド：BISHOP
