魔女の宅急便
13歳になった魔女のキキは、魔女の掟に従って外の町で一人暮らしをはじめることになります。たどり着いた海辺の町でキキは、黒猫のジジと共に空飛ぶ宅配便屋さんを営むことにしました。キキにはホウキで空を飛ぶ、ということ意外に使える魔法がなかったからです。
魔法が使えなくなってしまう等といったハプニングが起こりましたが、下宿先のおそのさんや、空を飛ぶことを夢見る友人のトンボをはじめとする人々のおかげで、着実に新しい生活を歩んでいく、といった感じで物語は終了します。
キキ
主人公であるキキの成長していく姿がメインテーマの本作品。若干13歳にして自活しはじめたキキが元気に頑張る姿は、見ていて応援したくなります。
キキ以外の人々も、気持ちの優しい良い人ばかりなので、全体としてほのぼのとした雰囲気を感じさせてくれる良作だと思います。
ただし、日常生活の描写が主であるために、イマイチ盛り上りに欠けるといった点があります。最初から最後まで優等生的なつくりですので、感動するには今一歩足りないといっとところでしょうか。
そのような中で、最も個性が光っていたキャラは黒猫のジジだと思います。素直な感情をそのまま口にするタイプの猫で、その言動は見ていてとても面白かったです。
万人受けするアニメであることには間違いないので、一度は見る価値があると思います。(波城)
登場キャラクター寸評
ジジ (7)
オス猫。キキと会話することが出来ます。キキのサポート役として、十分に役立っています。
キキ (6)
若干13歳で一人暮らし&自活とは。魔女になるのって大変なんですね。キキは本当によく頑張っています。
オソノ (5)
キキが下宿させてもらっているパン屋さんのおかみさん。細かいことにはこだわらない、さっぱりとした性格。
トンボ (5)
ほうきに乗って空を飛ぶことの出来るキキに興味津々です。