妄想科学シリーズ ワンダバスタイル 全12話のレビュー
このアニメ、途中までは結構面白いです。売れないアイドルグループが、月面でライブを行うことで一躍有名になろうと奮戦していくといったストーリーなのですが、実際に月面に到達してからのストーリー展開が方向性のないものになってしまい、結果としてまとまりのない作品になってしまいました。
アイドルユニット「みっくすJUICE」
4人のアイドルキャラクターも、前半はそれぞれの個性がきちんと表現されていますが、後半になると完全に没個性の状態になってしまうので、キャラ萌えすることも出来ません。
私は、普段はやかましいほどに元一杯の夏輪ひまわりが、ちょっとした瞬間に見せる恥らいのしぐさや表情に惹かれていたのですが、残念です。
一方、ツクモ博士に作られた技術試験衛星ロボットのキク8号は、後半になるに従って魅力的になっていきます。キクちゃんのイジラシイしぐさにはきっと萌えます。
ツクモ博士の作る宇宙船はどれも面白いものばかりです。あの前半のノリの良さを最後まで持続してほしかったです。そうすれば、もっと高い評価になったのに。(波城)
登場キャラクター寸評
夏輪(なつわ)ひまわり (6)
女性アイドル アイドルユニット「みっくすJUICE」のリーダーです。元演歌歌手。B:82 W:57 H:80
春野(はるの)さくら (5)
女性アイドル 元童謡歌手。みっくすJUICEの4人の中では、最も背が低い。基本的にわがままな性格。お子様です。
秋茂(あきも)あやめ (4)
女性アイドル みっくすJUICEのメンバー。元フォーク歌手。自分だけにしか見えない妖精さん(マッチョな妖精です・・・)と、会話することが出来ます。基本的に引っ込み思案な性格。
冬出(ふゆで)ゆり (5)
女性アイドル みっくすJUICEのメンバー。元ロック歌手。プライドが高くて気も強い。スタイルがよくて、顔もキリリとした美人顔。ビジュアル系ですね。B:81 W:56 H:80
キク8号 (8)
ツクモ博士の助手。ツクモ博士が作った女性型人工衛星。人間と同じように喜怒哀楽を表現します。一見すると、かなり能天気な性格にみえますが、本当は良識派。
九十九 科学(つくも すすむ)(通称:ツクモ博士) (5)
天才科学者少年。「ワンダバ・スタイル」という名の研究所を創設。環境に優しい宇宙船を開発するため、日夜努力している。
基本的に人見知り屋な性格。心根は優しいのだが、科学のこととなると話は別。みっくすJUICEのメンバーを、宇宙船開発の実験材料として、ボロボロになるまでこき使います。
マイケル花形 (3)
みっくすJUICEのマネージャー。かなりぶっ飛んだ性格の男。売る為には手段を選びません。