3級守護天使・うさぎのミカちゃん単独レビュー(天使のしっぽシリーズ)
ミカちゃんは、もともとウサギさんでした。ウサギだったとき、とても大事にしてくれたご主人様(睦悟郎)のお役に立つ為に、守護天使として再び人間界へと還ってきたのです。
彼女以外にもご主人様を慕う守護天使は11人もいますが、セクシーさではミカちゃんが文句なしのナンバーワンですね。(上から、86・56・85。天使のしっぽChu!のときのスリーサイズです。う~ん、完璧だ!)
うさぎのミカ 3級守護天使
ミカちゃんはそのボディを武器に、ご主人様を誘惑しようと奮闘します。独占欲が強く、「ご主人様は私だけのものよ!」などと言って、他の守護天使達と喧嘩になることもしばしばです。
わがままだ、ずるいよ、やりすぎだよ、と散々な事をいわれてしまうミカちゃんですが、決してそんなことはありません。感情表現がストレートなだけなんです。
人一倍寂しがり屋で甘えん坊な女の子だけど、いつも最後にはみんなのことを気遣っていますよね。本当にわがままな子だったら、周りなんて無視ですよ。
心根は非常にピュアで優しいくせに、口では悪態をついてしまうところが、ミカちゃんの魅力なのです。
「天使のしっぽ」では、まさにうさぎの耳のようにピンと立っている髪型がトレードマークのミカちゃんでしたが、続編の「天使のしっぽChu!」になってからは、その髪も後ろに流れ、服装も編みタイツ入りとなり、全体的にかなりエッチな雰囲気になってしまいました・・・。
いくらなんでもケバイよと、書かれているところもあるようですが、彼女の気持ちも察してあげてください。
なにもミカちゃんだって、すき好んで水商売に手を染めているわけではありません。13人もいる家族の生活を支えるために、一生懸命頑張っているのですよ。
昼過ぎまでゴロゴロ寝ていたり、スケスケのネグリジェ姿でウロウロ歩き回ったりと、確かに不精な感じもしますけど、その図太さこそが彼女のパワーの源であり、魅力でもあるといえるのです。
本当のミカちゃんは気立ての優しいとってもいい子です。周りの守護天使達も、そこのところは十分に理解してくれていると思いたいですね。
ミカちゃんとハムスターのくるみ以外は、全て優等生となってしまった点が、なんとも惜しまれる作品でした。
ご主人様はいまいちミカちゃんの魅力に気づいてないみたいですが、まあ元は聖者様なのだから、色恋沙汰に疎いのは仕方の無いところでしょうね。めげずにこれからもアタックし続けてね、ミカちゃん!(波城)